スケジュール |
12:55〜13:00 |
開催のご挨拶 |
HASL社代表 谷藤眞一郎 |
13:00〜14:00 |
基調講演 『おもしろレオロジー』
プラスチック押出成形CAEを活用する上で,粘度や弾性率といった溶融物性(レオロジー)は重要です。 しかしレオロジーは,大学でも履修される機会が少なく,またCAEとの関係では数式での理解が求められるため,難しく取っ付きづらい学問との印象をもたれていないでしょうか。
本講演では卑近な例を引きながらレオロジーの基本概念を解説します。プラスチック成形加工との関係も適宜お話しします。 |
京都大学 化学研究所准教授 増渕 雄一 様 |
14:00〜14:30 |
講演 『次世代可視化解析押出機』
当社は、現象の可視化装置と解析システムを高度に連携させることで、単軸スクリュ内の可塑化溶融輸送プロセス内の成形現象を 把握する際に極めて有効になる次世代可視化解析押出機の開発を推進している。本話題提供では、当社開発の単軸スクリュ用可視化押出装置とHASL社のSingleScrewSimulatorを当装置用に高度にカスタマイズした専用ソフトについて解説する。
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(株)プラスチック工学研究所 研究開発部 辰巳 昌典 様 |
14:40〜15:05 |
FlowSimulator3Dユーザ事例
『多層フィードブロックタイプ押出機の最適化解析』
多層フィードブロックタイプ押出機では、上流側フィードブロック流路内で多層流体を合流させた後、下流側に配置されたTダイ内でTD方向に多層流体を延伸させてシート/フィルムを製造する。当多層押出方式は、マルチマニフォールドタイプと比較すると、樹脂構成の対応性が高いなど汎用性に優れていることから、
一般的に使用されているが、多層フィルムの層間厚みの最適制御が相対的に難しいとされている。今回の発表では、FlatSimulatorとFlowSimulator3Dを併用した多層フィードブロックタイプ押出機の実用的な最適化解析技術とその適用例について紹介する。
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住友重機械モダン(株) 技術部 中野 勝之 様 |
15:05〜15:30 |
Flat Simulatorユーザ事例
『精誠模具机械製造押出装置専用解析システム
Sharit System』
当社では、年間1500台以上の押出装置を製造販売し、国内外に出荷している。これら押出装置の熱流動特性を把握する上でCAEを必要不可欠な解析ツールと認識し、積極的に活用している。今回は、HASL社FlatSimulatorをベースとして高度にカスタマイズした当社製造コートハンガーダイ専用の熱流動解析システムSharit(Share Interactive Technology)について紹介する。 |
浙江精誠模具机械有限公司 技術部 林 輝 様
開CM代表取締役 千田 清春 様
開CM 崔 鐘南 様(通訳) |
15:30〜15:55 |
TwinScrewSimulatorユーザ事例 『未充満領域を考慮した二軸スクリュの2.5D FEM解析』
二軸スクリュ内で発現する未充満領域の定量化は、これまでFAN法に基づく簡易的解析法の利用に限定され、有限体積法や有限要素法を利用した汎用流体解析では 対応が困難であった。当社は、山形大学伊藤研究室及びHASL社との共同研究に取り組み、HASL社TwinScrewSimulatorが採用する基礎理論を拡張し、未充満領域の考慮を可能とする計算スキームを開発した。今回、その理論背景と適用事例について紹介する。 |
(株)カネカ 大阪工場 生産技術グループ 辻村 勇夫 様 |
15:55〜16:05 |
(休憩) |
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16:05〜16:30 |
樹脂物性測定サービス及びMaterialfitユーザ事例 『光学特性解析 及び 複合材の粘度特性』
弊社では、3次元流動解析Moldex3Dの販売及びサポートを行っております。より高精度な解析要望に対応するために、樹脂物性値の高精度測定サポートが要求されてきました。
それに対応すべく、レオロジーセンターを立ち上げ粘弾性測定及び、複合材降伏値、結晶化度を高精度測定可能としました。さらに、お客様の様々なご要望に対応するために、HASL社と戦略的業務提携を行いました。
今回は、Materialfitの活用事例及び複合材挙動を紹介いたします。 |
(株)セイロジャパン マーケティングマネージャー 後藤 昌人 様 |
16:30〜17:30 |
HASL/FlowSimutatorシリーズ バージョンアップ状況
@Flat Simulator Ver4.0
ASpiral Simulator Ver4.0
BTwinScrewSimulator Ver2.0
CSingle Screw Simulator Ver5.0
DFlowSimulator3D Ver3.0
EMaterialfit Ver2.0 |
HASL社代表 谷藤眞一郎 |